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2002. 1. 16 : 《X JAPAN FILM GIG 〜X JAPANの軌跡〜》 / 大阪厚生年金会館大ホール




【Forever Loveの後、暗転、羽積氏登場】

羽積:今晩は。この盛り上がりの中、場違いな感じで出てきてしまったんですけれど、
私はFOOLS MATEの羽積と申します。
本当に皆さん大変な盛り上がりで、私も大宮のFILM GIGも見させていただいたんですけれども、本当に感動的で、いろんな思い出がよみがえって、
すごくうるうるとするような場面もあって非常に感動してますけれども、
何で私がこんな所に居るかといいますとですね、
実は昨日、某所から電話がありまして、大阪に来いと、いう電話があったんです。
というのはですね、大宮から始まり、広島、福岡、そして大阪と、すごい盛り上がりを見せているこのFILM GIGの情報を聞いて、ぜひ皆さんに直接お話をしたいという人が、いらっしゃる。

ただですね、訳ありましてその方はちょっと遠い所にお住まいなんですね。
どちらかというと海の向こうにいらっしゃるもので、今日はですね、実は、電話が繋がっています。今日は生電話で直接皆さんにお話したいと。
その司会をしろということで大阪に来ました。電話の方の準備はできたようですか?

羽積:もしもし?

YOSHIKI:もしもし。

羽積:YOSHIKIさんですか?

YOSHIKI:はい。

羽積:聞こえます?皆のこの声が。

YOSHIKI:よくよく聞こえます。

羽積:今ロスは時間的には夜中ですか?

YOSHIKI:今、夜中の3時40分位です。

羽積:すいませんそんな遅い時間に。

YOSHIKI:いえ。全然大丈夫です。

羽積:今、私は大阪のステージの真ん中に立っているんですけれども、本当に今、すごい熱気で、すごい盛り上がりになっています。

YOSHIKI:実はですね、僕もリアルタイムで皆と同じタイミングでビデオ見てました。

羽積:このXのFILM GIGなんですけども、大宮から始まってすごい盛り上がりなんですが、そんな話を聞いてYOSHIKIさんとしてはどんな感想をお持ちですか?

YOSHIKI:やっぱりなんか、そうですね、最初に編集見た時は涙が止まらなかったというか、今でもやっぱりちょっと何か、冷静になれないところがいっぱいあるんですけど、そうですね、何か逆にこうやって皆がビデオ見てくれてすごい励みになるし、何か一生懸命頑張ろうってなれますね。

羽積:やっぱりXというバンドの素晴らしさもそうなんですけれども、やっぱり皆、YOSHIKIさんの新しい活動みたいなものを待ってらっしゃると思うんですが。

YOSHIKI:そうですね。いつ見てもそうですけれども、やっぱり、TOSHIもHIDEも素晴らしい、本当に何か、できることならずっと一緒にやりたかったっていう、。。。でも、その、何っていうんですかね、その、今までの何っていうのかな、思い出をただの思い出にしないためにも頑張って行こうと思ってますけど。


羽積:YOSHIKI的には今年のスケジュールというか、今年のYOSHIKIは、どんな感じで?

YOSHIKI:そうですね、僕も今同じタイミングでビデオ見てたんで冷静じゃないんですけど、えっと、今年は自分としてもちゃんとステージに立とうと思っています。

羽積:ステージに立つ?

YOSHIKI:はい。

羽積:それは、つまりvioletUKってことですか?

YOSHIKI:そうですね。やっぱりあの、まぁ、僕はこのXの延長線上として考えているんですけれど、やっぱりやるしかないかなっていうか。

羽積:そうですね。X-JAPANの伝えてきたものを、またvioletUKでも、魂とかそういう部分引き継いで伝えていくって、そういう感じですかね?

YOSHIKI:そうですね。やっぱり何っていうのかな?激しさとか感動とかを、やっぱり何か、こうやって今日もここに集まってくれている皆とか、皆がいたから多分、僕もいろんなことを乗り越えて、いまだに音楽活動を続けていられると思うんですね。そんな気持ちに応えるうえでも、。。。同じタイミングでビデオ見てたもので。。。

羽積:自分でもきちゃってます?気持ち的にも?

YOSHIKI:うーん。何回見てもだめですね。

羽積:じゃあ、ファンの皆さんと直接お話するというの、本当に久しぶりだと思うので、YOSHIKIに直接、よびかけてもらいます。



客席のファン1:YOSHIKIさん、頑張ってください。

YOSHIKI:今晩は。

客席のファン2:YOSHIKIさん、待ってます。頑張ってください。

YOSHIKI:どうもありがとう。

客席のファン3:YOSHIKIさん、頑張ってください。

YOSHIKI:頑張ります。僕はですね、X-JAPANって、大阪から火がついたんですよ。大阪からいろんなことが始まりまして、昔大阪にバーボンハウスとかあって、そこで初めてすごい動員ができたりとか、大阪って本当にすごい思い出の場所なんですよ。いつも。

羽積:あぁ。そうですよね。じゃあその大阪の皆さんの声、もうちょっと聞いてみましょうか。



客席のファン4:待ってるんで頑張ってください。

YOSHIKI:頑張ります。

羽積:本当にこんなに遅い時間なのにありがとうございます。
僕もずっと、このXというバンドを見てきました。そして思うこと、それから今日こうやって
XというバンドのFILM GIGに集まった皆さんの姿とか見て思うこと、それはやっぱりね、
バンドとしてのX-JAPANというのは幕を閉じたかも知れないですけれども、例えどんな形でも、X-JAPANという魂は、ずっと生き続けていると、思いました。
で、彼らも楽曲のテーマによく使っているように、それは永遠に語り継がれる分だと思います。
それはこの電話の向こうのYOSHIKIさんというアーティストがいる限り、
彼を通じて語り継がれる分じゃないかと、表現される分じゃないかと確信しました。
僕もそんなYOSHIKIをこれからもずっと見届けていきたいと思っています。
それは多分皆さんも同じ気持ちですよね?


YOSHIKI:一言いいですか?

羽積:どうぞ。

YOSHIKI:そうですね。本当に、皆が応援してくれているので、頑張ってられます。
やっぱり、そうですね、心の傷っていうんですかね、そういうものはきっと消えないし、
消えないだろうし、今後もずっと悲しいっていうか、いろんなことあると思うんだけど、やっぱり
今でも、TOSHIのことも心配だし、HIDEにも会えることなら会いたいし、。。。
え、そうですね、でも、皆と一緒に感動的なステージをできるように頑張ろうと思ってます。

羽積:じゃあ、それではですね、FILM GIGの方はまだまだ続くそうなので、アンコールの声をマイクを通して電話を通して海の向こうまで届くようなアンコールを、そしてもちろん、星の向こうにまで届くようなね、アンコールをお願いします。

客席:アンコール!アンコール!

YOSHIKI:どうもありがとう。

【FILM GIG本編再開〜World Anthem】


 



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