1992.07.17  NACK5




番組名はわからないのですが、Kyoちゃんの番組に、HIDEちゃんがゲストで出てます。

 この番組で初めてのゲストがHIDEちゃんなんですって。 
二人の出会いや、昔、Saver Tigerで一緒にバンドをやっていた頃の話をしていて、
懐かしそう。
 初めて会って横須賀を一緒に歩いた時、その当時金髪の人があまりいなかったので
(Kyoちゃんが金髪で)、良い女を連れて歩いているような感覚で自慢だったんですって。(笑)

 ラジオでは話せないこともたくさんあるみたいで(笑)、
HIDEちゃん、Kyoちゃんってお互いを呼んでいて、なんかかわいい〜。(^^)
 呑みに誘ってくれるのはありがたいけど、2時前がいい・・ってKyoちゃんが言ってます。(笑)

 JAPANの曲をHIDEちゃんのリクエストでかけるのだけど、2人の思い出だとか・・。(^^) 
HIDEちゃんとKyoちゃんが2人でSHOXX(だよね?)で表紙巻頭をしていて、
その撮影が終わったところでその話もしてます。(持ってるから探してみよう!)
 やっぱりお酒の席の話題が多い。 「カナダからの手紙」を2人でデュエットしたとか。(笑)


 

1992年7月17日分(35分ほどの出演です。)

 KyoちゃんとHIDEちゃんがお話しています。


Kyo 「え〜、初ゲストですね。 ちなみにあの、私、ラジオを初めてからゲストというものを呼んだことがないので、かなりの緊張をしていますが・・、“カンジテミロ”のXのHIDEさんです。」
HIDE 「軽いですね。 こんばんは!」
Kyo 「だってさ〜、ノリでカバーしないと、のまれるから。 HIDEちゃんです。」
HIDE 「お久しぶりです。 お久しぶりでもないか。」
Kyo 「ね。 あのちなみにですね、二日酔いだそうです。」
HIDE 「どっからどこまでが境目だかもうさっぱりわからない状態です、私。」
Kyo 「もうね、あのですね、ゲストは前もって言わないよ、って言っていたのですけど、意外とこう、知っている人もいまして・・」
HIDE 「オレ、初めてなの? ゲスト。」
Kyo 「そうだよ。 今まで呼んだことないもの。」
HIDE 「冷たいんだよね、Kyoちゃんね。」
Kyo 「違うよ!」
HIDE 「Kyoちゃん、ラジオやっているのは、ちょろっと聞いていたんだけど、いつになったら呼んでくれるのかな〜?って思ったら、全然呼んでくれやしない。」
Kyo 「だって・・。 ちょっと待ってよ。 それ、1回、6月に決まったんですけど、この人はゴールドで自分のパーティがあったので来ませんでした。」
HIDE 「あ、そうなの?」
Kyo 「そうだよ〜。」
HIDE 「私のゴールドのパーティにKyoちゃん、来てくれませんでした。」
Kyo 「レコーディング中でした。 申し訳ないです。 という訳で、だからね、まだゲストを呼ぶ力量がなかったからね。」
HIDE 「そんな!Kyoさん。」
Kyo 「オレ、ほら、TOSHIのようにうまくないからね。」
HIDE 「そんなことはないよ!」
Kyo 「で もね、ハガキが来ているからね。 読もうね。 ペンネーム○○、『こんばんは! 今日は、あの、XのHIDEさんがゲストと聞いてびっくり! 二人の会 話っておもしろそうで、結構楽しみです。 二人が出会ってもう5、6年以上経つと思うのですけど、ある雑誌でHIDEさんがKyoちゃんと初めて会った 時、マイケル・モンローなみのKyoちゃんがモーゼのごとく、人波をよけさせ、颯爽と歩いて来てびっくり!って言っていましたけど、Kyoちゃんは HIDEさんと初めて会った時の第一印象はどうでしたか? 聞いてみたいな。』 どうだったかな・・。 緊張していたからね、あの時。」
HIDE 「だからね、Kyoちゃんが初めて横須賀に来てくれてね、僕達はボーカリストを探していてね。」
Kyo 「ね! Saver Tigher時代ですね。」
HIDE 「そしたら、なんだか、頭が、頭が歩いて来たよね!」
Kyo 「あの時、19? ぐらいだよね?」
HIDE 「Kyoちゃんがね。」
Kyo 「うん。 だから、6年ぐらい前。」
HIDE 「めちゃくちゃ、けばいヤツがね〜。 横須賀なんてイナカで、あの頃なんて、金髪なんて、外人さんしか見たことないさ〜、おじいちゃん、おばあちゃん、驚かして。」
Kyo 「(笑) そうだっけ?」
HIDE 「ケンカ売ってたよね?」
Kyo 「売ってないよ、全然。 まぁね、HIDEちゃんと初めて会った時は、割とオレ、ほら、ライブハウスでチラシとか見て、怖そうな人かなと思ってけど、割と直感でオレはこの人は・・。」
HIDE 「お茶目な人だったでしょ?」
Kyo 「うん。 この人はそうだな・・って思ったけどね。 で、2人でこそこそ話をしながら、横須賀の町を歩いて・・。」
HIDE 「結構ね、横須賀なんてイナカにはね、金髪の、あんなドけばなヤツはいなかったからね、Kyoちゃんを連れて歩いていると、良い女を連れて歩いているような気分で、結構爽快だったんだけどね。」
Kyo 「マ ジ?(笑) ホント? それからね、Saver Tigerというバンドに入ってですね、リハの度に横須賀に行って、その時、リハで終わって、もう一人ギ ターのウチによく泊まって、夜が空けて、呑みに行こうって誘われるんだよね。 でも、この人はね、いつも帰してくれないんです。 電車で帰らなくちゃいけ ないから。 終電の時間、よくうろ覚えだったんだよね、オレ。」
HIDE 「そう。」
Kyo 「で、もうなくなりそうだから、帰るよって言うと、まだあるよ、って。 で、1回まんまと引っ掛かって、その後、終電の時間を覚えていて、もう時間ないから帰ろうと出るんだけど、モスバーガーへ行こうとか必ず引き止めていたよね。」
HIDE 「寂しがりやだから。」
Kyo 「(笑) まったくもう。(笑) でも、おもしろかったよね。」
HIDE 「Kyoちゃんとオレの話だとさ〜、たくさん、話したいことは山ほどあるんだけどさ〜。」
Kyo 「(笑) 電波に乗せられない。」
HIDE 「電波に乗せられないし、1億5千万のDIE IN CRIESファンの皆さまが聞いている訳だからさ。」
 Kyo 「1億5千万もいたらいいよね〜。」
HIDE 「全国のKyoさまを慕う皆さまのために、あんまりね〜、私は貝のように口を閉ざしましょう。」
Kyo 「これはね、もう1枚あるんですけど、HIDEちゃんが読んでください。」
HIDE 「from・・ 何て書いてあるの? 何、これ?」
Kyo 「わかんない・・。」
HIDE 「from わかんない、『Kyoちゃん、こんばんは。 7月17日にHIDEちゃんがゲストで来るという情報を耳にしたので、お二人に質問と思ってハガキを書いてい ます。 質問1、Saver Tiger当時、二人がお互いに対して、KyoちゃんがHIDEちゃんに、HIDEちゃんがKyoちゃんに持っていたイメー ジは何ですか?』」
Kyo 「イメージですか? 私は、HIDEちゃんに対して、ステージの上ではね、怪獣。」
HIDE 「怪獣? オレはKyoちゃんはね、うみお!」(???)
Kyo 「(息を飲む。) イヤ過ぎる〜。 もう、ゲスト呼ばないーーー。」
HIDE 「え? ちょっと・・、ね〜。 やめた。 もういい。」
Kyo 「いい。 やめよう。(うろたえ) 」
HIDE 「やめる? はい。 『その2、音楽性の共通点のようなものは何ですか?』」
Kyo 「ハノイ系とかですよね?」
HIDE 「そうですよね。 Saver Tigerの他の人達は、THE HEAVY METALな人達だったからね。 僕達だけ、どっちかって言うと、パンク寄りとかね〜、好きだったから。 (小声で)ねぇ、Kyoちゃん、ハノイ、好きっしょ?」
Kyo (小声で)HIDEちゃんも好きっしょ?」
HIDE (小声で)好きなんだけど、大きな声で言えないんだよ。 とか言っていたんだよ。」
Kyo 「ひそかにね。 (小声で)こ の曲、カバーでやろうよ、って・・ 強引に持って行ったりしてね。 だって、当時はアナログ盤だった、CDじゃなかったからね。 オレは横須賀まで行くの に、大変、電車を乗り継いで行くんですけども、渋谷とか、当時シスコとかタワーレコードで買って、おっきな袋をぶら下げて行って、HIDEちゃんちにまず 行って二人で聞いたりしてね。」
HIDE 「Kyoちゃんね、オレんちに来ると荷物、いっぱいなんだよ。 ちっちぇいショルダーバッグとレコードだけなんだけど、いざ、おれんちで寝ようと思うとさ、じゃあ、寝るわ〜って寝始めると、指輪からピアスからもう、ブレスレットからもう、金銀財宝がもう・・。」
Kyo 「(笑)」
HIDE 「引っ掛かって、がっちゃん、がっちゃん鳴らして歩いていてね。 今じゃもう、シンプルでいらっしゃるけどね!」
Kyo 「まぁね〜。 でも、人のこと言えなかったじゃない、HIDEちゃんだって。」
HIDE 「そうね。」
Kyo 「で、もう終わった? その話。」
HIDE 「その話、終わったよ。」
Kyo 「そうだ! 曲をかけないと大変なことになるね。 じゃ、紹介して下さい。」
HIDE 「あ、私が持って来たやつね。 ミニストリーで、『ジーザス・ビルト・マイ・ホットロッド』。
    
  * 『ジーザス・ビルト・マイ・ホットロッド』  ミニストリー *
    
Kyo 「はい、『ジーザス・ビルト・マイ・ホットロッド』・・だよね? ミニストリー、聞いてもらいました。 今日はね、ゲストに来るということで、3曲持って来てもらったんですけどね! では、軽く解説なんぞしてもらえますか?」
HIDE 「もう・・。」
Kyo 「好きなんです・・とかでもいいよ。(笑)」
HIDE 「好きなんですよ。」
Kyo 「(笑)」
HIDE 「とりあえず、この間のゴールドで、こういうの、かけてたんですよ。(笑)」
Kyo 「あ、ホント? でもね、ゴールドの、偉大だったよ。(何回聞いても「偉大」に聞こえます。) ほら、いろいろ、音楽業界で、関係者の方とかいるじゃない、共通の知り合いの人とか?」
HIDE 「うん。」
Kyo 「BMGの人が来てくれたのね、オレ、その日、ラジオだったでしょ? 某ライターのO嬢から、また手紙があってね。 来ないと知らないわよって。」
HIDE 「うん、知らないわよって?」
Kyo 「で、BMGの前にも出たことがある、ハッチなんだけどね。」
HIDE 「うん。」
Kyo 「ハッチがね、じゃあ、迎えに来たら行くかもしれませんよ、って言ったらしいのね。 そしたら、そんなこと言ったら、ホントに来ちゃうわよって言われて、それだけは勘弁してくれって。」
HIDE 「(笑) 来ちゃうよ、絶対。」
Kyo 「ホントだよ。 大変だったんだよ。 それでね、そういうのがあって、盛り上がったというのは聞きましたけどね。 行きたかったんだけど・・。」
HIDE 「よく覚えてないっす。」
Kyo 「だってFAXが来て、『HIDEちゃん、今日は酔っ払ってないんですね?』って書いてあるよ。」
HIDE 「今日は酔っ払いたいんですけど、酔っ払えないんですね。」
Kyo 「体調が。(笑)」
HIDE 「僕はいいんですけど、内臓がね、どうもね・・。」
Kyo 「(笑) なるほどね。 最近、カラオケ行った?」
HIDE 「え? いや、わかんないんです。」
Kyo 「(笑)」
HIDE 「いやさ〜、最近、おもしろいらしいんだよ。 なんか、夜呑んでて。 おもしろいらしいんだけどさ。 みんなはさ、おもしろかったね?って言われても、・・・うん。 覚えてねぇんだよ。 ダメかもしんないね、僕ね。」
Kyo 「(笑) もう年を取ってきたんだよ。」
HIDE 「ヒマになっちゃうとダメみたい、わたし。 ダメな人になっちゃう。 もうホントに。 ダメ人間になりそう。」
Kyo 「マジ?(笑) でも、誘ってくれるのは非常にありがたいんですけど・・。」
HIDE 「ホントに? 思ってる??」
Kyo 「思ってるよ。 でも、なるべく夜中の2時前がいいなぁ。(笑) もうスエットで行く状態にはなりたくないからね。」
HIDE 「自転車で来てくれても。」
Kyo 「(笑) まぁ、そういうこともあるけどね。」
HIDE 「かなりね。」
Kyo 「全くもう〜。」
HIDE 「今度、一緒に自転車乗ろうね!」
Kyo 「ね! あれなんでしょ? でも、公共の場に出るのは、すごい久しぶりなんでしょ?」
HIDE 「どこまでが公共なんだか、さっぱりわかんないんですけど。」
Kyo 「(笑) そうだよね〜。 あん時の怒りはおさまった?」
HIDE 「どれですか?」
Kyo 「怒っていたじゃない? 某雑誌の。」
HIDE 「あ、なんか、もう止めよう、そういうの。」
Kyo 「ね。」
HIDE 「わかんないから。」
Kyo 「じゃあ、HIDEちゃんさ、今週のFAXのテーマじゃないんだけどさ、タイムマシーンに1回乗れるとしたら、どこ行く?」
HIDE 「タイムマシーンに乗れるんだったら、オレ、酔っ払っている自分のとこ行ってさ、『おいおい!』って。」
Kyo 「(笑)」
HIDE 「『よせやい』って。 一言、声かけてあげたいなぁ。」
Kyo 「なるほどね。 でも、久々に山下公園の旅もしたいね!」
HIDE 「いいね〜!」
Kyo 「ね!」
HIDE 「いいね〜!!」
Kyo 「昔はね、大変でしたよ。 打ち上げ、あの、まぁ、横須賀、地元です。 セブン・・(聞き取れません。<m(__)m> ライブハウスの名前のようです。)、ライブやっちゃうと、だいたい1時ぐらいまではね、お店で呑んでいるんだよね。」
HIDE 「そうね。」
Kyo 「それ以降、朝までね。」
HIDE 「ジキルのKENがいて・・。」
Kyo 「(笑) DEEPの八田がいて・・。」
HIDE 「もろもろいて・・。」
Kyo 「山下公園に行ってですね。」
HIDE 「あの、水平ロケット花火とかね、アベックがいると、そこに打ち込むとかね。」
Kyo 「まぁね、ただでさえ、アベックは、逃げようとするよね、そういう集団が来ると。 それなのに、そういういたずらをしてました。 で、いつか、夢は、氷川丸をつぶすことだったものね。」
HIDE 「そうそうそう。 いつか大きくなったら、氷川丸を沈めようって、二人で固く約束したんだよね。」
Kyo 「ね! で、大変でしたよね。 ゾロゾロと歩き・・。 で、また東京で打ち上げとかをやるとですね、なぜか、入っちゃいけない夜中の代々木公園にしのびこんで、缶蹴りとかもしてましたよね。」
HIDE 「してましたね。 かわいいもんだね。」
Kyo 「ね〜。 でも、なんか、鬼になった人がかわいそうで、みんな途中で帰っちゃうんだよ。」
HIDE 「帰っちゃう。(笑) 気持ちわりーっとか言って帰っちゃう。 何を探していいかさえ、誰も覚えてない。」
Kyo 「だって、範囲決めてないんだもーん。」
HIDE 「鬼になっちゃうと、何を探していいんだか、最初に誰がいて、どこまでが誰だったか、何?みたいになっちゃうんだよね。」
Kyo 「ホントだよね。 その内、鬼まで帰っちゃうんだよね。」
HIDE 「帰っちゃう、帰っちゃう。」
Kyo 「大変だったなぁ。」
HIDE 「ね、ドライブも行ったしね〜。」
Kyo 「行ったしね。」
HIDE 「軽井沢とかね!」
Kyo 「(笑) まあね〜。 着の身着のまま。」
HIDE 「風呂も入らずね。」
Kyo 「ね。 でね、オレとHIDEちゃんと、前、ウチのベースのTAKASHI君がやっていたエースっていうバンドのボーカルのシオンってヤツと、あと、ユナイテッドのよこちゃんと4人で行って、Saverの2人が合宿免許に行ってたんだよね。」
HIDE 「あの、清里合宿という甘い言葉に誘われて、いざ行ってみたら、小淵沢のなんにもねぇ、なんか、牛が走っているような・・。」
Kyo 「そうそうそう。 そこに遊びに行こうってことになってね。 で、ユナイテッドの楽器車の後ろを空けてですね、行ったですよね。」
HIDE 「行って、ナンパしてね。(笑) もう昔の話だから。」
Kyo 「ね。」
HIDE 「(笑) でも、二人ともケバイんでしょ。」
Kyo 「すごいよね。 で、笑える話がありました。 とりあえず、泊まるところもなしで行って、だから、駐車場に車、停めて、楽器車の後ろで寝たりとかしてね。 風呂にどうしても入りたくなってね。」
HIDE 「(笑)」
Kyo 「みんな長髪です。 モーテルっていうんだっけ?」
HIDE 「ラブホテル。」
Kyo 「ラブホテルにしょうがないから行きます。 で、4人じゃ入れません。 後ろに二人隠れました。 で、一人・・、あの時、HIDEちゃんが運転してたんだっけ? よこちゃんだっけ?」
HIDE 「よこが運転してて、あれだよ、よこが男役になって、もう一人Saverのベースのヤツが・・。」
Kyo 「シオン。」
HIDE 「あ、シオンか。 胸にタオルか何か入れて女のふりして、メイクまでして、別に・・。」
Kyo 「(笑)」
HIDE 「別にね〜。 男だって思われたら、ただの仲良し・・、仲良しおにいちゃんと、あにいとあれかな・・ サブ系の方かな、って思われるだけでいいじゃねぇかよ。」
Kyo 「サブ系・・・。(笑) そこまでして入ってですね〜、みんなで。」
HIDE 「やっぱ、風呂はいいなぁって。」
Kyo 「でも、いかがわしかったよね、やっぱね。 ガラス系じゃなかったっけ?」
HIDE 「風呂はいいよな、って男4、5人で。 何が悲しくて、みんなけばいヤツばっかりで、ラブホテル入って、100円入れて、あのビデオ・・。」
Kyo 「ビデオ、見ちゃったよね。(笑)」
HIDE 「あ〜あだって。(笑)」
Kyo 「そうそう。 あ、でもね、この間、曲作りの合宿で、ウチのギターと二人で、何だっけ、野辺山だっけ? 野辺山っていうとこに行ったのね。 清里のすぐ近所だったんだぁ。 で、ほら、清里、駅の方から降りて来てさ、大きい通りに出て、セブンイレブン、行ったじゃない?」
HIDE 「うん、うん。」
Kyo 「で、ほら、あれ? Saver、まだSaver、いるの?って言われたじゃない? 少年に。」
HIDE 「うん、言われた、言われた。」
Kyo 「そこのコンビニ、行ったですよ。」
HIDE 「行った?」
Kyo 「あ〜、 ここは!って思ってさ、すげー懐かしくなって。 で、ここ曲がると清里なんだよ、行ってみようぜ!って、行ったのね。 全然、店とか閉まっててさ、なんか お土産やが1こだけ開いていて、あ、さびしいね・・って言っててさ、女の子が二人出て来たの。 そしたら、ウチのギターがナンパしましたよ。」
HIDE 「また! 人のせいにして。 Kyoちゃんは!」
Kyo 「ホント、ホント。」
HIDE 「また悪さして来たでしょ。」
Kyo 「だって、オレはほら、自分の手は汚さず。 連れて来たら、持ってちゃうタイプでしょ?」
HIDE 「うそ。 立つ鳥、後を大にごしじゃない。」
Kyo 「(笑) 何、それ。(笑) ナンパっていうかね、声かけて、で、結局、曲作りに励んでました。 こんなこと言ってやばいなぁ。」
HIDE 「きれいに締めるなぁ。」
Kyo 「まあね。」
HIDE 「そういうことにしておこう。」
Kyo 「楽しかったね。 じゃ、2曲目に行きますか? これ、気をつかってくれたでしょ。」
HIDE 「一応、一応、(やや小声で)二人の思い出ってことで。」
Kyo 「(笑)」
HIDE 「ってことで。 『アンコンベンショナル』、JAPAN。」
   
  * 『アンコンベンショナル』  JAPAN *
   
Kyo 「JAPANで『アンコンペンショナル』を聞いてもらいました。 これはファーストアルバムに入っている曲ですね。 この曲に思い出とかないの?」
HIDE 「それは、ほら、Kyoと二人で・・。」
Kyo 「(笑)」
HIDE 「ね〜。」
Kyo 「甘い? あの夜かな。」
HIDE 「あの、朝露の、こういう音をさせた・・、何言ってるんだ?」
Kyo 「(笑) もういいよ〜。 割と最近、いわゆる、比較的、限りなく遊びに近い2ショットの仕事って、最近、多いよね。」
HIDE 「あ、そうね。」
Kyo 「もう言っちゃだめなのかな、まだ? あれって。」
HIDE 「もういいんじゃない。」
Kyo 「知ってるんだよね、みんなね。 何だっけ? 9月の雑誌でですね、二人で、一応、今のギャグの二人ではなく、正反対の、姿かたちはよく似ているんだけど、中身の違う二人がね、雑誌に載ってますね。」
HIDE 「対談は似たようなこと、しゃべってますけどね。」
Kyo 「書いてる人はO嬢でしょ。 怖いよなぁ。 かなり、写真とギャップのあるインタビュー内容じゃないかと。」
HIDE 「気持ち良かったよね。 プールね。」
Kyo 「ね。 でもね、ハガキがきててね、『この間、HIDEさんと一緒にプールに行ったそうですね。』って書いてあったよ。」
HIDE 「え? Kyoちゃんとオレが?」
Kyo 「プールに行ったんじゃないよね。 仕事で、プールがあって・・。」
HIDE 「そこに飛び込んだんだよね。 二人でね。」
Kyo 「服、着たまま入ったからね。 上がるの、大変だったよね。 でも、クマちゃんはかなり動揺して落とされたんだよね、割と。」
HIDE 「海、行ったっけ? 猿島、行ったっけ?」
Kyo 「猿島行かないよ。 撮影で、個人的には行ったけど。」
HIDE 「あれ? 海、行かなかったっけ?」
Kyo 「HIDEちゃんと海、行くのはね、だいたい夜中にギャルズウォッチングで行った。」
HIDE 「(笑) あ、あ〜。 湘南ね。(笑)」
Kyo 「割と箱乗り系の。 そんなのだったね。」
HIDE 「行ったね〜。」
Kyo 「海は、そういうので行ったね。」
HIDE 「あの頃、おもしろかったもんね、湘南ね。」
Kyo 「すごーいおもしろかったよね。」
HIDE 「結構、Kyoちゃんとかね、箱乗りとかしてると、こういう長髪に金髪とか嫌がられると思ったら、大間違いで、大喝采で!」
Kyo 「ね〜。 人気者だったよね。」
HIDE 「大喝采! いい気になっちゃって、Kyoちゃん!」
Kyo 「そそ、いい気になってね、一旦停まって、近くのコンビニに行ったら、ヤンキーのねえちゃんが行ったら、一生懸命、声かけてるんだよね。(笑)」
HIDE 「もうヤンキー好きだから、もう。 なんか、シンナー臭い女、好きだから。」
Kyo 「違うって。 もう昔でしょ? オレの地元、いまだに言っているらしいし。 ガラ、悪いんすよ。 HIDEちゃんだって似たようなもんじゃない。」
HIDE 「僕を攻撃すると、倍になって帰って来るよ。」
Kyo 「わかった〜。 もう怖いからなぁ。 今日はもうこれでPATAでも来てたら、終わってるよね。」
HIDE 「(笑) 終わってる。」
Kyo 「PATAなんか来ると、会話にならないんだものね。 お前、何とかだろ?って。 うるせぇな!で終わっちゃうからな。」
HIDE 「その内、苗字とか出されて、ドツボにはまっていくんだよ。」
Kyo 「困ったもんだよ、ホントに。 なんだかんだ言って、Xの皆さんとはなんかつきあい古いからね、昔ネタが多くなってしまうんですけど。」
HIDE 「ツアー先で会うとイヤがるよね?」
Kyo 「え?(笑)」
HIDE 「なんか、ちょうど、何て言うの・・ 外国に日本人が旅行した時にさ、アメリカとかで日本人に会うとイヤな気分になるじゃない? あれと同じ気分でイヤがってない?」
Kyo 「そんなことない! でも、昔、X、デビューしたばっかりの頃だっけかな? オレらがデランジェでまだデビューする前に、1回、ツアーで大阪で会ったことあるよね?
HIDE 「それもそうだけど、2回目のスポーツバレーだっけ? Kyoちゃんと一郎が出たじゃない?Xのライブに出たんだよね。 それでハノイやったんだよね。」
Kyo 「そうそうそう。」
HIDE 「オレね、先週ぐらいにね、たまたまビデオ整理して見たんだよ。」
Kyo 「また見たの?」
HIDE 「かっこつけてるんだよ、Kyoちゃん。」
Kyo 「だって、一応さ〜。(笑)」
HIDE 「あの土砂降りの中でさ、ステージ立って、タバコに火、つけるんだよ、Kyoちゃん。」
Kyo 「(笑) まぁね〜。 その頃はタバコに火をつけなきゃいけないと思ってたんだよ。 だって、もうYOSHIKIなんて大変だもんね。 前の日、ホテルに遊びに行ったら、もううるさい、うるさい。」
HIDE 「(笑) うるさい、うるさい。(笑)」
Kyo 「あとは、名古屋のイベントでさ。」
HIDE 「あ〜、あったね。」
Kyo 「会っちゃったんだよね、鰻屋で。」
HIDE 「会ったね。 Kyoちゃんが散々いじめられちゃったんだよね。」
Kyo 「でも、HIDEちゃん、さすがにその時は、YOSHIKIに怒っていました。 その時は。 それは言い過ぎだ!って。」
HIDE 「だってさ、全国1億5千万のKyoちゃんファンが周りにいるのにさ、Kyoちゃんに言ってはならないことをね〜。」
Kyo 「(笑) あの頃はだって、今より虚像だったからね、オレね。(笑)」
HIDE 「あ、そうだよね、Kyo様だもんね。」
Kyo 「Kyo様じゃないよ。(笑) でも、何だか知らないけど、いつも、どっちかが酔っ払っている時だよね。 会うのは。」
HIDE 「そうね。」
Kyo 「しらふで会うことはあんまりないよね。」
HIDE 「そうね。」
Kyo 「最近も、1ヶ月ぐらい前に一緒に呑んだきりだっけ?」
HIDE 「そうなの?」
Kyo 「ぐらいだよね。」
HIDE 「わかんないですよ。」
Kyo 「だって、あの時すごかったよ。 取材と称し、夕方の6時に居酒屋集合で。 終わったの、朝の6時よ。 12時間呑んでんだよ。」
HIDE 「区切りないから。」
Kyo 「で、 その次の日、オレ、リハだから、帰るって言うのに、次行くからって言って、これ、酔っ払ってるからだますしかないと思って、あ、じゃあ行くから先、乗っ て!って言ったら、1回タクシー乗ったんだよ、HIDEちゃん。 そしたら降りて来て、うん○座りして、一緒に乗るまで行かない!って言ってたんだよ。」
HIDE 「(笑) 駄々こねて。」
Kyo 「ごめん!大事なリハだから、ごめん!って言ったら、口をとんがらかせて、子供のように・・。」
HIDE 「なんかね、酔っ払ってない時より、酔っ払ってる時の方が、しつこいんだよ。 しつこいし、ちゃんと見てるんだよ。 らしいんだよ、どうやら。」
Kyo 「(笑) でも、あん時、おもしろかったよね。 あん時もなんか、結構大勢で呑んでて、カラオケに行こうって話に盛り上がって、スタッフにカラオケ、ボックスじゃなくて、ルームを探してって、探して来てもらって、あってね。」
HIDE 「あれ、あん時、ルナシーいた?」
Kyo 「いない、いない。 で、行ってですね、『氷雨』を止めちゃったりしたじゃない。」
HIDE 「何? ひさめ?」
Kyo 「『氷雨』を歌うおじさんがいて、イントロ始まって、一言歌ったら、ふ・・って止めちゃって。」
HIDE 「だって、気分、悪いんだもん。」
Kyo 「(笑) でですね、そん時はしょうがないから、HIDEちゃんと二人で、『カナダからの手紙』をデュエットしましたよね?」
HIDE 「したんだね。」
Kyo 「覚えてないの?」
HIDE 「だからさ、楽しかったね!って言われると、・・うん・・。 つまんない、覚えてないんだもん、だって〜。」
Kyo 「おもしろかったのは、ラクダと万華鏡でしょ。」
HIDE 「・・うん・・。 ラクダはね、なんとなく覚えてる。」
Kyo 「大爆笑してたよ。」
HIDE 「Kyoちゃん、どうしちゃったのかと思ったもん。 何の曲だかわからないんだけど。 なんかしきりに、『ラクダー ラクダーはラクダー♪』って。 どうしたの?」
Kyo 「(笑) 全部ラクダにしてたよね。(笑) でもね、あれね、ハッチもいたじゃない? ハッチ、すごいおもしろかったんだって。 肋骨にひびが入っているのに。」
HIDE 「あ、そういえば。 なんか、悶絶してたのはなんとなく・・。」
Kyo 「肋 骨ひびが入っているのに、すごいおもしろかったんだって。 で、その後、会社の人とやったんだって。 全然おもしろくなかったんだって。 やっぱりあのシ チュエーションがないとね。 でも、やっぱクマちゃんが活躍してたよね。 じゃ、そろそろ、危険な話題になる前に、曲をいきましょう。」
HIDE 「(笑)」
Kyo 「紹介して下さい、HIDEさん。」
HIDE 「『LOVE YOUR MONEY』 デイジー・チェインソウ」
   
  * 『LOVE YOUR MONEY』  デイジー・チェインソウ *
   
Kyo 「はい、デイジー・チェインソウで『LOVE YOUR MONEY』ですね。 これ、かっこいいね。 今度CD貸してね。」
HIDE 「うん。」
Kyo 「曲の中でですね、また危険な話題を聞いたので、気が気ではおれないので、さっさと締めさせていただきたいのですが(笑)、またね、オレも、今日でレコーディングが終わる予定なんですよ。」
HIDE 「なんかいっつもレコーディングしてるね。」
Kyo 「そうかな。 たまたまだって。 だから、そうするとリハーサルぐらいになるから、夜は体が空くんで、是非、誘ってね。」
HIDE 「うん。」
Kyo 「HIDEちゃんも、忙しくならない内に遊んでおかないとね。」
HIDE 「きんちゃんとも呑みたいな。 きんちゃんじゃないや。」
Kyo 「(なぜか大爆笑)」
HIDE 「違うんだっけ?」
Kyo 「違う、違う、たかし。 言っちゃだめだよね、よけい。 やばいーー。」
HIDE 「言っちゃいけないの。 ごめんね!! だってほらね〜。」
Kyo 「こういうところでそういうこと言うのも、結構、勇気ふりしぼって言ってるから。 ハイ! という訳で、初の華麗なるゲストですね、XのHIDEさんでした。 どうもありがとうございました。」
HIDE 「はい。」

 


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