記者名:ワイドスクランブルより
YOSHIKI
今日は集まっていただいてありがとうございます本日9月22日をもって。XJAPANは解散します。
YOSHIKI
実はボーカリストであったTOSHIが、今年の4月20日の時点で、XJAPANを脱退したいと言う申し出がありました。理由は音楽性の違い、方向性の違いということでした。
YOSHIKI
それに対しメンバー全員で引き留めましたが本人の意志は堅く、彼の意見を尊重して、彼の脱退を受け入れました。その後、何度も話しあいました。また,結成以来今日まで約17年間、一緒に続けていたメンバーであり、友人でもあった彼の脱退は、僕にとってもかなり辛い事でした、また、その時点で新しいボーカリストを入れることも考えましたが、XJAPANは彼のボーカルイメージで書かれた曲が多く、今後の継続にあたってはかなり大幅なチェンジが必要とされる状況にありました。何度も考えましたが今の時点では解散をせざるをえない状況だと判断し、決意しました。
YOSHIKI
これまで応援していただいたスタッフの皆様、レコード会社の皆様、マスコミの皆様、そして、何よりも僕らの心の支えであったファンの方々に、感謝の気持ちを込めて、お礼を言いたいと思います。本当に今までどうもありがとう
記者の質問
9月22日を解散の日に選んだ理由とTOSHIとの音楽性の違いの説明
YOSHIKI
まず今日を選んだというのは、とりあえずこれから発売されることになるでしょうそのライブアルバムとか、そういう物のレコーディングが精一杯だったんで、とりあえず何も考えずにそれを終わらせたいということで、帰国できるような状態ではなかったので今日まで伸ばしていただきました。
YOSIKI
方向性の違いということに関しては、僕らとしてはそれほど、XJAPAN自体はやっぱり元々あるハードな面とソフトな面とを組み合わせたような方向性できましたし、今後もそのつもりでいたんですけど、どうなんでしょうかね。あまり僕も深くはその時はもう追及しなかったので、やはり彼がそこまで考えて決めたことだっていうのは、もうその言葉だけでなんか全てを語っているような気がしたんで、まぁだから彼の音楽性が変わっていったって事じゃないですかね。
記者の質問
解散コンサートについて
YOSHIKI
今残されたメンバーで検討中です。
記者の質問
ニューシングルの発売時期、これがXJAPANとしての最後の曲になるのか?
YOSHIKI
そうですね、彼が脱退した時に、けじめを付けるという意味で、もし僕が一曲作った場合に最後のレコーディングに参加して欲しいと頼みました。それで彼の同意を得ました。だから多分このシングルが、X JAPANとしての最後の物になると思います。発売時期に関しては。まだはっきりとは決まっていませんが。11月になると思います。
記者の質問
XJAPANのメンバーから1人一言ずつ言ってくれますか。
PATA
これまで応援してくれたファンの皆様と、スタッフの皆様、とっても感謝しています。またどっかで逢えると嬉しいです。
YOSHIKI
そうですね、はい、やはり、XJAPANがこれまでなったっていうのはファンの皆様のおかげだと思ってます。その、いろんなわがままであったり、アクシデントが色々あったりして、何回も心配かけましたが、本当に今まで応援していただいてありがとうございます。とっても感謝しています。
ただ今回こういう形で解散になったという事は。不満もあるかも知れないですけど、解って欲しいと思います。以上です。
HIDE
待たすだけ待たせたファンの人達には本当申し訳ないと思います。わがまま三昧やって参りましたが、最後のわがまま、ごめんなさい。そして、ありがとうございました。
HEATH
僕としてもXにはたくさんの思い出があります。ファンの方々と同じ様に、これからも音楽を愛して、そして、Xも愛し続けて、これからも、夢、希望をもって、音楽活動を続けていきたいと思います。ありがとうございました。