2009.04.01 FANミーティング
X
JAPANのメンバーによるファンミーティングが昨日4月1日、都内で開催。
バンドを代表してTOSHIと、サポートメンバーのSUGIZOがイベントに参加した。
当初はYOSHIKIが参加し、メンバーについての発表を含む記者会見も予定していた。
しかし、YOSHIKIは前日の3月31日に中国・四川から帰国後、過労のため体調を崩し参加を見合わせることに。YOSHIKIの代わりとして、イベントには急遽SUGIZOが助っ人参加し、TOSHIとともにファンミーティングという形でイベントを行うことになった。
会場には抽選で選ばれた120人のファンと、多数の報道陣が集まり、メンバーの登場を待った。当初の予定を70分以上過ぎた頃に、ようやくイベントがスタート。
ステージに現れたTOSHIはまず最初に
「本来はYOSHIKIが出る予定だったんですが、体調が優れないということでドタバタして、皆さまをお待たせさせてしまい、
誠に申し訳ありませんでした」
と、スタート時間が遅れたことを詫びた。
そして都内のホテルで休養中というYOSHIKIと電話が繋がり、電話を通じてイベントの模様を聞くことに。
間接的にイベントに参加することになったYOSHIKIは、TOSHIやSUGIZOを通じてファンへコメントなどを寄せた。
今回のファンミーティングでは、集まったファンから事前にアンケートを実施。
再結成後のX
JAPANに望むことやメンバーへのメッセージなど“生の声”が、直接TOSHIやSUGIZOに届けられることとなった。
また、5月2日・3日の東京ドーム公演で演奏してほしい曲として、ファンが「ART
OF LIFE」「X」「Stab Me In The Back」などをリクエスト。
これをTOSHIがYOSHIKIに伝えると「殺す気か」という返事で会場の笑いを誘った。
さらに、ファンから SUGIZOに
「SUGI様は(X
JAPANの)6人目のメンバーなんですか?」
という単刀直入な質問もされ、「まだ決まったわけではありません。もしかしたら全世界から100人くらいオーディションしてるかもしれないですよ?」と困惑する場面もあった。
そしてこの日は、X JAPANとドン・キホーテによるコラボグッズ
「X
JAPAN meets
ドン・キホーテ」もお披露目。
衣類から日用雑貨、さらにはワインやカレーパン、レトルトカレーまで、さまざまなコラボアイテムが全国のドン・キホーテグループで4月1日から販売されている。
コラボグッズには目覚まし時計や鏡、薔薇の香りがするタブレットケース、コーヒータンブラー、ポーチ、折りたたみテーブルなども用意。全国196店舗のドン・キホーテグループに設置される特設コーナーで購入することができる。
今後はYOSHIKIグッズやHIDEグッズも発売される予定だ。
カレーパンを試食したTOSHIは
「あんまり辛いと帰っちゃうよ?」
と、ファンならば思わずクスリとしてしまう冗談で笑わせた。
カレーパンの感想を求められたTOSHIは「美味い」とコメント。
イベント終了時、TOSHIは
「韓国公演が延期になってしまい、非常に多くの人に迷惑をかけ、残念な思いをさせてしまったことを申し訳なく思います。
5月
2日・3日の東京ドーム公演は、いろんな意味でリベンジのコンサートだと思っています。
そのときには、またSUGIZOくんも一緒にやってくれるということで、最高のステージにしたいと思っているので、皆さん応援してください」
とコメント。
SUGIZOも
「大切な兄貴分たちと行動をともにしていけることを、
とても感慨深いなと。
良く言えば“絆”、もしくは“腐れ縁”としてこれからも繋がっていくような予感があります。不束者ですが、今後もよろしくお願いします」
と、今後の意気込みを語った。
さらに、TOSHIによって
「いろんなことがあってみんなも心配してるだろうけど、みんなを悲しませるようなことは絶対にしないから、安心してね。東京ドームで会おうね」
というYOSHIKIからのメッセージが伝えられ、約40分にわたるイベントの幕は閉じた。
報道陣から握手するポーズを求められ、照れ笑いを浮かべる2人。
2009.04.05 「Imagine
Future.プレミアム」 東京ビッグサイト
4月5日に東京ビッグサイトで行われた映画「レッドクリフ Part II」の公開企画イベント「Imagine Future.プレミアム」にYOSHIKIとTOSHIがサプライズゲストとして出演した。
このイベントには「未来を信じて、勇気をもって立ち上がろう」という映画に込められたメッセージをテーマに、ジョン・ウー監督をはじめ
小池百合子元環境大臣、秋元康といった著名人がゲスト参加。日本の未来を担う新社会人などが招待され、パネルディスカッションなどが行われた。
YOSHIKIとTOSHIはイベントのラストに登場し、2人でX
JAPANの
名バラード「Forever Love」を披露。
ステージ後方のスクリーンには、先日YOSHIKIが中国・四川大地震の被災地を訪れた際の映像が流された。
今年1月のX
JAPAN香港公演の際、YOSHIKIは自殺や交通事故で親を亡くした子供たちをコンサートに招待し、遺児を保護するボランティア団体には寄付を行っていた。
その後、中国政府から「四川大地震の被災の様子を世界に伝えて欲しい」という要請を受け、世界最大級の大地震により約5000万人が被災したと言われる中国・四川省のある街を訪れていた。その凄惨な様子に言葉を失ったというYOSHIKIだが、演奏後のトークでは「被災地で子供たちの顔をみて、すごく生き生きと強く生きる姿にジーンと来た。自分たちも頑張らなければと思った」と実際に現地を訪れ感じた思いを話した。
また、YOSHIKIは四川訪問の際、仮設校舎の学校を訪れ授業の様子を見学。被災した子供たちと触れ合いながら激励を送った。
このときYOSHIKIは「被災した子供たちに夢や希望を失わないで欲しい」という思いを込め、この学校に音楽室をプレゼントすることを決めたという。音楽室にはピアノ、オルガン、太鼓、木琴などのさまざまな楽器が用意される予定で、
「震災で大切な家族や友達を亡くした子供たちもいるでしょう。心の深い傷や痛みはなかなか癒えることはないけど、音を鳴らしたり、歌を歌ったり、心を解放してリラックスできる場所を作ってあげたいと思った。子供たちが笑顔になれる場所になればとても嬉しい」
とコメントしている。
今回の寄付は「YOSHIKI基金」から行われるが
、こういった慈善活動についてYOSHIKIは
「誤解を受けることもあるけど、覚悟の上でやりたいようにやる」
と強い意志を込めている。
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2009.05.01 X
JAPANにSUGIZO正式加入!HEATHは脱退を撤回
「公演までにトラブルを解消し、必ず素晴らしいコンサートをする」
とファンに公言していたYOSHIKIだが、5月2日、3日のX
JAPAN東京ドームを目前にして、
不安を一掃する最高のアナウンスが発表された。
X
JAPAN東京ドーム、出演メンバーは、YOSHIKI、TOSHI、HIDE、PATA、HEATH。そして6人目のメンバーとしてSUGIZOの正式加入が決定したのだ。
HEATHはマネージメントとのトラブルを前向きに解消、ファンに心配をかけたことを謝罪するとともに、決意を新たにコメントを発表した。
↓HEATHよりコメント↓
この度は、私、HEATHの身勝手な行動により、ファンの皆様、ならびに関係各社の皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしました。
今年1月の初のX
JAPANの海外公演である香港公演の後、自分自身の中でアーティスト・HEATHとしてどう在るべきか、そして今後どう進むべきか、と迷いが生じ、一時的に精神的不安に陥り、外部と連絡を一切絶ってしまっていました。マネージメント会社とも連絡をとらず、スケジュールの確認、調整を怠り、結局X
JAPANの全体の活動にまで支障を与えてしまいました。
その後、YOSHIKIさんと話し合いをし、YOSHIKIさんはX
JAPANのベーシストHEATHとしての存在価値を、僕に改めて気付かせてくれました。そして、メンバーのみんな、ファンの皆さんが許してくれるのであれば、もう一度X
JAPANのベーシストとして活動をしていきたいと思い、メンバーにその気持ちを伝えたところ、メンバーは僕を温かく迎え入れてくれました。
僕に今できることは、5月の東京ドーム公演を成功させ、今後のX
JAPANの活動を精一杯やり遂げることです。
ファンの皆さんやX
JAPANのメンバー、ならびに関係各社に、このような迷惑が及ぶことを想像せず、自分自身の事しか考えず身勝手な行動をとってしまった事を、今は深く反省し、心よりお詫び申し上げます。
HEATH
この公演で正式な6人目のメンバーとなるSUGIZOも、ファンに向けてコメントを発表した。
↓SUGIZOよりコメント↓
親愛なるみんなへ。
みんなに伝えたい事があります。今回、俺SUGIZOは正式にX
JAPANに加入することとなりました。みんなも少なからず既にそう気づいていたかもしれないね。
去年から何度も熟考を重ねた結果、今回この答えに行き着いたんだ。
日本のRock史上ひとつの最も偉大なバンドの夢を成就させる道程で、俺の存在を必要としてくれているのであれば、俺の存在で華を添えることができるのであれば、それは光栄なことだ、と。天国のhideさんの意思を可能な限り感じとって、この答えに行き着いたんだ。去年からそうだったように、俺はこれからもあの人と一緒にステージに立ち、あの人の存在を、息吹を、この身体を通してみんなに届けたい。それが俺がX
JAPANのステージに立つ意味。そして同時に、どうやって自分の色を、自分の表現を加味させることができるか。プレイヤーとして、パフォーマーとしていかに進化していけるか。それは俺にとって貴重な経験が重ねられる場であり、最高の学びの場でもある。
俺は音楽そのものを愛している。音楽に生かされていると思っている。ジャンルという枠はもちろん、国と国のボーダーを超えて、そしてバンドという形態をも超えてあまり前例のないことかもしれないけど、俺はただ「音楽」に全身全霊を注いで生きていきたい。そのために存在したい。そして今、X
JAPANは6人目のメンバーとしてSUGIZOを必要としてくれている。俺は謹んでその申し入れを受けようと思う。俺はこの一瞬に自分のすべてを注いで生きていきたい。俺はただ流れに身をまかせるだけ。音楽に身をまかせるだけ。ただそれだけ。
今までと同様に、いやそれ以上に俺はソロアーティストSUGIZOとして、LUNA
SEAとして、JUNO REACTORとして、そしてX
JAPANとして、全身全霊で歩んでいきたい。
親愛なるみんな、これからも共に生きていけたら心から嬉しい。
with
Love、
SUGIZO
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