2009.2.11 「TEAM YOSHIKI & 童夢 PROJECT」(2009年SUPER GT)
発表記者会見/Hondaウェルカムプラザ青山


2月11日、都内にてSUPER GTに参戦している童夢チームの新プロジェクト発表の記者会見が行なわれ、ドームチーム社長、監督、ドライバーと共に、
チームプロデューサーとしてYOSHIKIが会見に臨んだ。

またYOSHIKIは、この場を借りてX JAPANの今後の活動も発表。
まずは、公言通り東京ドーム2days公演を5月2日、3日に行なうことを明らかにした


 記者会見参加者
YOSHIKI
林みのる(チームオーナー)
中村卓哉(チーム監督)
道上龍(ドライバー)
小暮卓史(ドライバー)


---X JAPANのYOSHIKIさんをお招きしたいと思います。
大きな拍手でお迎えください。YOSHIKIさんです。今、ワールドツアーの真っただ中ということを伺っております。今回この記者会見のためにわざわざこちらの方に来ていただいているというふうに聞いているんですが、体調は、お疲れの様子ですがいかがですか?
YOSHIKI:体調悪いですね。ちょっと悪いですね。
香港から帰って来てそのままロスに戻るはずだったんですけど、体調崩して今日本に足止め、止まっちゃってますここで。今週帰りますロスに。
---昨年、エナジードリンクロックスターのエグゼクティブプロデューサーに就任されたと。これ2008年9月のことと聞いておりますが、その時には近い将来、楽しみなコラボレーションが生まれるよって予告をなさっておられましたが、これが実際に具体的になったということだと思うんですね。このチームYOSHIKIのドームプロジェクトというのもこちらのネーミングについてYOSHIKIさんどういうふうに考えておられるのかちょっと聞かせていただけたら。
YOSHIKI:いいんじゃないですか。ドームって聞くとね、なんかね、いろんな意味でびびるんですね僕の場合は。あるじゃないほら、「東京ドーム」とか。すいませんすばらしい名前ですね。元々僕知ってるんですよ。ドームっていうの、僕が子供の時にスーパーカー、憧れてました。
---究極のレーシングカーであるスーパーGT、YOSHIKIさんさっき、スーパーカーの時代からドームを知ってるってことで、車好きと伺っているんですが、今東京にいらっしゃって、ロサンゼルスにもいらっしゃって、それぞれふだんはどんな車に乗っていらっしゃるんかなと、ファンの皆さんも興味があると思うんですが、ちょっと教えていただけると嬉しいかなと。
YOSHIKI:そうですね、結構速い車乗ってますね。
---スポーツカーで?
YOSHIKI:そうですね、ハイブリッドとかも、エコカーとかも持ってますけど、速い車が好きですね。
---エコカーというと今ちょうど、ホンダが2月5日ですか、つい先日発表したばかりですが、インサイトとかいうのがあるんですけど、これもまさにエコカーですが、
YOSHIKI:はい。それの速いバージョンを今作ってもらっているというか、それの何て言うんですか、もっと燃費がいいバージョンですか、速いバージョンじゃないですよね?でも空力をなくすということは少し速くなるんですよね?はい。
---これまでにもYOSHIKIさん、ちょっと振り返ってみると、もう10年以上前ですか、95年、F3000というのがありましたが、X JAPANレイナードというのを覚えていらっしゃいますか、翌年の96年にはフォーミューラニッポンで1位2位をとったんですよね。
YOSHIKI:勝っちゃったんですよね。
---その話もあっての今回のプロジェクトということになりますから、本当にレースお好きなんですね。
YOSHIKI:当時はまさかそこまでいくとは、ラルフシューマッハでしたっけ、うちのチームにいまして、(横にいるドライバーに)プレッシャー与えるわけではないですけど、そうですね、好きですねレース。

---スピード感であったり戦う男の魅力であったりとか、音楽に通じるものとかそういうものスピリットというか何か感じるものがあるんですか?
YOSHIKI:僕なんかもそうですけど、ギリギリのところにいますので、レースのギリギリの感じが好きですね。
---結構アメリカでも有名な俳優さん達がこぞってそういうエコカーの問題とかって話も聞きますが、実際現地にいても相当そういうものって感じられますか?
YOSHIKI:そうですね。僕はやっぱりハリウッドに住んでいますので、
むこうはものすごい、僕もハイブリッド持っていますけど、ただ、どこまでが本当のエコで、例えばロスとかだと何でしたっけソーラーパネルが一般的なんですけど、
それを作る技術で逆に該当車になっちゃうというそういうこともあるんで、ちゃんと真剣に考えないと、どこまでが本当のエコでどこまでがっていうのが結構あるんで、結構真剣に考えている方ですね、僕は。
---さてYOSHIKIさん、TEAM YOSHIKI & 童夢プロジェクトですが、このプロジェクト、今日が発表の日となったわけですけれども、これから実現させたい夢というものがあれば聞かせていただきたいなと思うのですが。
YOSHIKI:このチームでですか?勝つことじゃないですか?勝つことだよね?
もちろんその、何度も言ってたと思うんですけど、その国に関しても、これからのエコにも繋がるみたいですね。いろんな意味でもそのレースの成功を活かすことがあると思うんですけど、
やっぱり、やるからには勝たないといけないね。
---ドライバーのお二人、ずいぶん顔が緊張が高まってきるような気がしますが、勝たなきゃという言葉でもいいですけどドライバーもお二人いらっしゃっていますので、激励のようなエールのようなものを送っていただきたいと、YOSHIKIさん。
YOSHIKI:はい。勝ってください。
---ドライバーのお二人も返してください。YOSHIKIさんに、それを受けて。
道上:勝ちます。
小暮:頑張ります。
---頑張ってください。しっかりとその思いは伝わったと思いますので皆さん期待してください。

---さあ、レースの話をいろいろしてきましたけれども、方向を変えてYOSHIKIさんにお話を聞きたいんですけれども、赤坂BLITZでカウントダウンライブありましたね。
X JAPANワールドツアーなんですが、1月16日17日の二日間、香港で熱狂的に盛り上がって大成功だったという話が聞いているんですが、3月の 21、22日、今度はソウルです。
韓国です。オリンピック公園第一体育館で予定されていますが、日本のファンにとって気になるのはやはり国内のライブということだと思うのですが、そろそろ具体的なスケジュールというものは固まってきていらっしゃるのでしょうか、ちょっと聞かせてください。
YOSHIKI:そうですね、今、世界ツアーでいろいろな国を回っているのですが、その中でまあ、いろんなところでやったのを日本にも反映していこうって、日本でも何箇所か交渉いろいろしているんですけれども、まず、大阪ドームと、京セラドームっていうのかな?交渉が決裂しまして。
---いきなりネガティブな話になっちゃいまして。
YOSHIKI:正直に言いまして僕、本当はそれを発表しようと思っていたのですけど、はい、ダメですね。平行線ですね。決裂してしまったので、ただ、東京ドームは決まりました
---日程とかは?
YOSHIKI:5月の2日と3日、東京ドームでやります。
YOSHIKI:日本でいっぱい本当はやりたかったんですけれども、何箇所も決裂していますので、

---それはあの、ちょっと私は…
YOSHIKI:でも東京ドームとかって、大阪に関しても、地方に関して、
こちらも諦めてないんで、世界ツアーの中で地方も、日本の地方も回れないかというのを考えてまして、大阪ドームに関してもまだ諦めてないんですね。
要するに振動の問題とか、Xジャンプをやるなとか、いうのはいいんですけど、X をやるなっていわれたら困っちゃうんで、あまり細かいこと問題にはできないけれど、
センターステージでやろうとか、さっきの皆さんのレースのリストリションの問題じゃないですけど、Xもいろんな問題がいっぱいありまして、規制の問題が。
振動ができないかいろいろ考えているんですけど、例えばそっちだったらえっと、オーケストラみたいなこともできないかなと、でも久しぶりに地方でやりたかったんで、そうですね、まあいろんなところで成立もしていますし、決裂もしています。
---粘り強くいろいろなところと、たくさんのファンの皆さんと触れ合うチャンスを作ろうと努力されているというところですね。
YOSHIKI:はい。
---じゃあ関西のファンの皆さんも諦めずに待ちましょう。
YOSHIKI:ちなみに、甲子園とも交渉しているんですけど。
---そうなんですか。
YOSHIKI:去年ちょっといろいろあって甲子園行けなかったので、だったらコンサートやってやろうと思って。ユニバーサルスタジオだったかな?大阪の。そことも交渉しているはずです。
---ファンの皆さんは相当今期待度が高まってきていると思いますので、またいいお話を聞けるチャンスが近いことを祈りたいと思いますが、私の方から繰り返しになりますが、
5月2日と3日です。本当に楽しみです。
2日間だけの発表ですと、ファンはチケットを手に入れるのを本当に苦労しそうだなというのが目に見えてわかるんですけど、一つ気になるのがワールドツアーの方なんですが、
YOSHIKIさん、フランスの、延期されましたパリ公演、スケジュールの調整というものはいかがなんでしょう?
YOSHIKI:はい、そうですね、今回こういうその、GTのお話頂いたので、なるべく多くの会場に駆けつけようと思っているんですけど。フランスに関しては多分、また延期になるとよくないですけど、夏には、今年の7月位かな。
ほぼ決まりそうです。
その海外に関しても耐震の問題といいますか、いろんな、大変なんですよ、会場とのやり取りが、Xの機材をどこまで持っていけるのかとか、どこまでの照明ができるのかという問題があって、いつもギリギリまで交渉してるんですけど。
多分フランスは7月になると思います。
---ブログでもフランス語で夜中でも見ていらっしゃると思いますので、ファンの皆さん期待していると思います。
---さあ、ちらっと香港ライブのお話もさせていただきましたけれども、その時にも結構中国各地から全土からいろんな関係者の方が見に来られて、特にオリンピックで有名にありました鳥の巣関係者の方もライブに来られていたというお話も聞いているのですが、となると鳥の巣でのライブというのは、どうなんですか?かなり現実味を帯びてきているというか、実現するっていう方向でかなり高まってきていると?
YOSHIKI:そうですね、今のところ順調ですね。
ただ、どこで何があるかわからないから、今は、このまま行けば夏位ですか、何月だったっけ?秋だ。10月位だっけ?
このまま行けばですよ、何があるかわからないんで。
---はい、でも出来ればやって、そうしたら世界的にも相当話題になると思います、楽しみにしています。
YOSHIKI:だって1年位前に決まっているんですよね。Xの場合は突然決まるので。
---今回のプロジェクトも結構スピーディーに、ぱっといろいろなことが決まって行ったりとか。
YOSHIKI:いつも申し訳ないと思うのがファンの人達に対して、突然チケット売り出して、香港公演も追加公演の10日前に売り出したり、もっと本当は早く決めたいんですけど、なかなかOKが出ない。
---それでもファン思いのYOSHIKIさんですからきっとファンの皆さんもそれ分かってますよね。
YOSHIKI:そういう気持ちで甘えちゃいけないですやっぱり。
---失礼しました。

---ここからは質問の時間ということで、お時間を頂戴したいと思います。今日はマスコミ関係の方、それからYOSHIKI mobileのゲストの方、それぞれいらっしゃってくれていますが、まずは報道関係の方から質問をお受け付けして、その後にYOSHIKI mobileのゲストの方からの質問に移らせていただきたいと思います。では質問のある方、挙手をいただけますか、マイクを持ったスタッフがそちらの方に参りますのでよろしくお願いします。
質問:YOSHIKIさんにお伺いしたいのですが、実際にレースを観戦される予定というのは?
YOSHIKI:はい、最初のレースは韓国とぶつかっちゃうんですけれども、4月の第二戦、鈴鹿ですね、は、行くつもりです。鈴鹿に来て走る?秘密です。
質問:走るかも知れないのですか?
YOSHIKI:僕が走るわけではありませんから。
質問:大阪ドーム公演について、決裂なさったとさっきおっしゃったじゃないですか。具体的にXジャンプの問題以外に何かあったのでしょうか?
YOSHIKI:Xだと音量もデカいんで、開演時間じゃない何だっけ、終演時間の問題とか、一番でも大きいのは振動の問題ですかね。
だからセンターステージも考えているんですけれどもね。真ん中にステージ作って、でも、そこは結構Xに限らずみんな大変みたいですね。
何か聞いたところによるとどこのロックバンドも、他のロックバンドが無理ならうちが出来るわけがないと思っていたんですけども、でもまぁ、一応Xの場合オーケストラという武器もありますので、静かな感じのやつも考えています。まだ諦めてないです。
質問:甲子園は諦めていませんか?
YOSHIKI:諦めてないですね。行ってみたいですね。いろいろありますからね過去に。
---意味深なコメントでございますね。
---続きましてですね、YOSHIKI mobileで今日来ていただいている方から2、3でよろしいですか?質問をお受けしたいと思いますが。

質問:6人目の発表を聞けるのはいつ頃になりそうですか?
YOSHIKI:言う時は言うから。


質問:楽しみに待っています。
---はい、よろしいですか?
質問:急に決められるライブが多いとおっしゃってましたが、前回の東京ドームの時にもちょっと話があったオークション形式っていうのをやっていただけると、かなりファンが多いので、とても有り難いなと思いますので。
YOSHIKI:オークション形式がチケット取りやすいですか?
質問:お金。。。
---レースの世界に近いですね。
YOSHIKI:あまり専門的なこと言わないようにしようと思っていたんですけど、
結構ね、著作権の問題がありまして、仮に一つ100万の席があると、その100万の席を中心に著作権を支払っていかなければいけないということで、
興行的にできないというシステムが今日本にあるらしいんですよ。
それもあったのと、やはり、お金にモノ言わせてしまうと困るので、って二つあって、この前やめたんですけど、今後チャリティでそれも考えていまして、今回の東京ドームでは多分ないと思います。
質問:今回こういうプロジェクトということで、両面でお伺いしたいんですけど、レースで使う車って、どれ位の馬力が出て、どれ位のスピードが出るのかということと、そこに書いてあるロックスター飲むと、どれ位の馬力が出て、どれ位のドラムのスピードが出るのかなという両面でお伺いしたいです。
---素晴らしいいい質問だと思います。
YOSHIKI:そうですね、回しもんじゃないんだぞ。まずレースのことは僕よりも。
---社長に聞きましょうか。
社長:いろいろ規制があるので、何百馬力という話は、今のところ、そのリストリクターというか規制の範囲内であれば、我々の車で500馬力位、スピードも出そうと思えばギアレストを変えたりすると出るんですけど、そこら辺も規制がありまして、280キロ位ですかね、
むやみに速くしても、スピードを速くするとレーシングカーというものは遅くなるんですよ。いいところを取っているので最高時速は皆さん思っているよりもちょっと遅くて280キロぐらいがサーキットでは一番速いというタイプですね。
---ではYOSHIKIさんに、どれ位のスピードでドラムを叩けるかということを一言。
YOSHIKI:そうですね、僕もやっぱり身体という規制がありまして、どこかで壊れちゃう、結構速く叩けると思いますね。
スピードに換算するとわからないですけど、
---馬力はどれ位?
YOSHIKI:いや、馬力もあると思いますね。
---100万馬力位?
YOSHIKI:いやいや。わかんないですけど自信あります。
---ありがとうございました。


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