←大阪バーボンハウスと
目黒鹿鳴館で配布されたビデオ
←FAN CLUBのみで販売されたビデオ
配布ビデオとは曲は同一
映像は編集し直しされている
1987年に、目黒鹿鳴館と大阪バーボンハウスのライブで無料配布された自主制作ビデオ。
ただ、後にファンクラブで頒布されてるので、私が所持しているのは
どっちかはわかならい。。。
このビデオはメジャーデビュー時のメンバー5人が揃った直後に制作されました。
当時、YOSHIKIとHIDEが2人でライブで何か配布しようと相談し、いろいろとアイデアが出たそうですが、アイデアの中には一般人にアピールするために冷蔵庫やプロモビデオ入りビデオデッキなどもあったそうです(笑)
それまでソノシートやデモテープを配布するバンドはありましたが、プロモビデオは前代未聞でした。
当然、費用は全て自分達で負担・・・。
「明日までに1人7万!」というのが何日も続いたそうで、
アルバイト代を前借りしたり家具を売ったり、
メンバーは、どんどん服装がみすぼらしくなり、毎日同じ格好をしていたりしたそうです。
ただ、その苦労が当時のメンバー同士の結束を強固な物にしたのかもしれませんね♪
当時、ビデオレンタル店でバイトしていたPATAは、バイト中にマスターテープから
配布用のビデオテープ500本のダビング作業をし、他のメンバーはビデオテープにラベル貼りの日々で正に手作りのビデオだったわけです(笑)
ちなみにこのビデオのためバイト代の前借りをしたPATAは
何ヶ月か給料が明細のみだったそうです・・・。
モノクロのステッカー封入されたビデオが配布用で1987年8月に大阪バーボン・ハウスと目黒鹿鳴館で各200本
配布され、残り100本は知り合いや音楽雑誌等に送られました。
ジャケットがカラーに変更されたビデオは当時のファンクラブで2800円で販売されています。
この販売用は画質も良くなり、カットも一部変更になっています。
収録されているのは、
EXCLAMATION
Stab me in
the Back
Kurenai
■まずBGMはEXCLAMATION
夜のハイウェイ映像の導入部にBASSの音がかぶっていくオープニング。
暴走族の集会みたいなシーン(笑)
単車が続々と集まってくると、シートにXのメンバーがそれぞれ乗っている・・・。
バイクを降りて建物の中にみんな入っていく・・・ライブ会場へ入って行くって設定なのかしら?
■そして、Stab me in the Back のライブ映像へ
YOSHIKI、めちゃくちゃ激しい!!!(゜ロ゜)
TOSHIの高音が若い!!!
ところどころに、前のメンバーの時のような映像や、TOSHIがDJ
OZMAみたいな髪型してる時の
映像も混じってる(笑)
ダイブするわ、火は吹くわ、旗は燃やすわ、ドラムやギターは燃やすわ・・・すごいパワー(^_^;)
みんな、自分たちのやってることに微塵も迷いがなく突っ走ってる感じ!
■Kurenai(紅英語バージョン)
この時のみんなのメイクはずいぶん激しい。
隈取りがきつくて白塗りに近い?
でも、パンクかつドラマチックな感じがすごく好きだわ(〃∇〃)
PATAのメイクがかっこいいんだけど、この画像からじゃ伝わらないかな(^^;)
ライブ映像では、HIDEは爬虫類みたいで狂気のギタリスト(笑)。
そして、アクションがかっこいい!
のちの話になるけど、ソロのメンバーを決めた理由として、
「立ち姿のかっこいいギタリスト」と言ってたけど、
何より自分がかっこいいよ、hideちゃん!
PATAとTAIJIもガンガンかっこいい〜〜〜!
TOSHIの激しいヘドバンもかっこいいし、声が若々しくて高音がキレイだなぁ・・・
YOSHIKIはもう、めちゃくちゃ、ドラム暴れまくり。
あー、なんかかっこいいしか言えないけど・・・かっこいい(笑)
■そして、最後にメンバーのオフショット。
ワイワイと話しながら通路を歩いている?
HIDEが大きく口を開けてカメラを飲み込みそうに近づいてきて・・・
ピンクフロイドのアルバムジャケみたいになって、そのHIDEの口の中から
「]」の字が飛び出てきて(^_^;)、ビデオは終わりです。
20年以上も前の映像なのに、全然古さを感じない!
Stab me in the Backも紅も、すでに今の曲の形。
このEXCLAMATIONは、バイクから降りたあと、楽屋の様子の映像になってる。
↓
Stab me in the Back
↓
Kurenai
↓
元ビデオとファンクラブ配布ビデオの違いはなんなんだろう。。。
こちらの映像は2005年に発売された「X JAPAN COMPLETE II」 の特典DVDで観ることができますが、
「STAB ME IN THE BACK」はカットされていました。
ライブハウスでの活動初期の映像も有り、脱退したメンバーの映像カットもあったからでしょうか?